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最初に任せる繰り返しの業務を見つけるチェックリスト

任せる仕事は、大がかりなプロジェクトではなく毎週繰り返される小さな業務です。自社でその業務を見つけ出すためのサインを整理しました。

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自動化が進まないのは対象がないからではなく、すでに毎日やっていて目に留まらないからです。次のサインが見えたら、それが最初の候補です。

導入の現場でまとめた運用ルール

一覧を書かず、直近四週間の記録を開きます

会議で「何がくり返されていますか」と聞けば、印象に残った仕事が出てきます。実際にくり返された仕事は記録に残っています。直近四週間の受信箱、注文履歴、送信済みを開き、同じ文が何度行き来したかを数えるほうが早いです。

頻度:週に何回戻ってくるか

月に二度あるかどうかの仕事は、どれだけうまく処理しても削減として見えません。毎日、あるいは週に数回戻ってくる仕事でこそ、基準を書く手間が回収されます。件数が少なくても一件三十分かかる仕事は、同じ山に置きます。

規則:「こういうときはこうする」が一文で書けるか

書いている途中で「それは見てみないと」と出たら、まだ規則ではありません。その一文が、人が判断する場所そのものです。前後は流せます。規則がないのではなく、まだ文になっていないだけということがよくあります。

資料:答えに必要なものはどこにあるか

価格表、在庫、空き時間、前回のやり取り。これらが書類や表にあるなら今すぐ始められます。誰かの記憶にしかなければ、何を付けても聞き返しが増えます。散らばっていることは問題ではありません。どこにもないことが問題です。

リスク:取り消せる仕事か

荷物の位置を伝える仕事は、間違えてももう一度送れば直ります。返金が出る、契約条件が確定する、個人情報が書き換わる仕事は取り消せません。日本の個人情報保護法には、自動化された決定を拒み人の介入を求める権利がありません。だからこそ、取り消せない仕事を先に一覧から抜き、残りから任せます。

個人情報保護法(APPI)· 自動化された決定を拒む権利は定められていません

チャネル:どこから入ってくるかが定まっているか

問い合わせがメッセージ、モール、電話、DMに散らばっていても、その顔ぶれが変わらないなら接続できます。毎月新しいチャネルが生まれては消えている最中なら、チャネルを先に片づけるほうが早いです。

次に読むガイド

同じ運用の考え方から、続けて読める短い記事を選びました。

運用診断

繰り返しの業務を一つ持ってきていただければ、運用診断で候補を一緒に整理します。

いま使っているチャネルとファイルをもとに、どの業務から先に繰り返し処理すべきか、どこで人の承認が要るのか、どの指標で効果を見るのかを一緒に整理します。

運用診断